映画が私に教えてくれたこと

感想をつらつらと綴ります。

今更ですが…

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ローマの休日 KTN長崎 2019.10.08 放送

この作品、最初から最後までじーっくり観たの初めてかもしれないです。名作中の名作、誰もが知ってる作品。テレビで何回も紹介されてて自分の中では観た感覚でいました。というか多分観てる事は観てます。小学生の時くらいに金曜ロードショーとか他のチャンネルで放送されてるのを観た気がします、うん。でもその頃はほんと幼すぎてオードリー・ヘップバーンの事は名前知ってるくらいでそこまで興味なかったんですよね。小学校低学年くらいだったかなー。そんな事はさて置き、なぜに今この作品を観たのかというと、もう始まってるんですが今地元の美術館でオードリー・ヘップバーン展が開催中なんです。もちろん私も行くんですが、その展覧会を記念してだと思うんですが地元のテレビ局で放送されたんです。真夜中でしたが。でも今の時代オードリーの作品を地上波で観れるってほんとそうない事ですしモノクロ映画も普段観ないので頑張って起きて観てみました。画質は昔の映画を今の時代のサイズ・デジタルリマスター版ではなく当時のまま8mmビデオっていうのかな、映像も終始ざらざら感が出てて逆に味があって当時リアルに観た人達はこんな感じで観てたんだってタイムスリップした気分になりました。デジタルリマスター版が観やすいっていえば観やすいんですが、当時のそのままの映像で観れるのも貴重ですよね。因みに上に貼ってるチラシは公開初期の物ではなくてリバイバル上映された時のらしいです。こうやってつらつら綴ってて前置きが長くて全然ストーリーの感想を言ってないなーって感じてるんですが、何ですかね、上流階級の方達は何不自由なく過ごしてはいるんだけどその分私達一般ピーポーみたいに何するにしても自由が利かない。きっと昔も今も王室皇室は変わらないんじゃないかな。何と言っても公務が多すぎる。若い頃から。でもそれをやってるんだよなー、日本の皇室の方々も。だから私達庶民は平和に暮らせてるんですよね。それにしても物語のアン王女は海外公務が多すぎる。兄弟いないの?ってくらいひとりで世界中を行ったり来たり…そりゃ逃げたくもなるわ。それでも笑顔で国民の前に立って手を振り続ける。はたから見ると簡単そうですが、実はとっても大変な事。でもアン王女が天真爛漫で見てて親近感が湧くところがちょこちょこありました。パーティー中ずっと突っ立ってて足がしびれて片方ヒールをそーっと脱いだり。あはは、わかるわかる、しびれるよねーってほんわかしながら見たり。私達が頑張ったご褒美とかで外食したりいい物買ったり。細やかながらの幸せを感じたりしますが、ああいう上流階級の方々は、なんてことない日常、私達からすると普っ通の事が幸せで楽しくて嬉しいんですよね。髪をバッサリ切ったりアイスを食べたりスクーターに乗ったり。ほんと些細な日常の事。王室抜け出してたった一日の出来事なんですが、開放感に溢れてて観てる側までもがスッキリ楽しい気分になりました。それにやっぱりオードリー・ヘップバーンが美しすぎる。笑顔はもちろん寝顔も怒った顔も表情全てキュート。ずーっと見てられます。美しいって素晴らしい。でも今回本当今のタイミングでこの作品を観れてよかったです。オードリー・ヘップバーンの魅力を改めて知れました。展覧会まだ行けてないんですが今からワクワクです。

 

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チラシ画像を捜してる時に見つけたアメコミ風のチラシ。ん?チラシなのかな、ポスターなのかな。可愛くてお洒落なので記念にペタペタ。