映画が私に教えてくれたこと

感想をつらつらと綴ります。

うわぁ~!!

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グランド・ブダペスト・ホテル 2014.6.6 日本公開 出典

 あらすじ

ひとりの作家が、静養のために訪れた廃墟寸前でかつて誰もが憧れる高級ホテルで出会ったそこのホテルのオーナーとディナーを楽しみながらそのホテルの歴史を振り返るお話。

なんなんだ、この世界観。いやぁ~、可愛い可愛いとは噂に聞いてたんだけど予想を遥かに超えてました。この作品の監督本当に男性なの?ってくらいのキュート過ぎる世界観。一気にファンになってしまいました。好きだなぁ~。ほんと全てに置いてホテルの内装はお洒落でどこが一番とか甲乙つけがたいんだけど、強いて言うならばカーペット。カーペットのレイアウトが完璧なんです。赤を基調にしてて色んな柄のを組み合わせてランダムにレイアウトされてるんだけど、めっちゃお洒落に見えるからちゃんと計算されてるのが凄い。壁紙もインテリアも雑貨も全ていい。自分好みの世界観に出逢えてめちゃくちゃ興奮してます。真っ赤で奇抜なエレベーターも印象的だったなぁ。奇抜なんだけどお客さんの服装とホテルの従業員の制服が組み合わさるととっても可愛く見えるんですよ。ホテルの外観はですね、ピンク基調のパステル系何ですが一歩中に入るといろーんなお洒落要素が詰まった素敵な内観。お洒落やトレンドに敏感な方にかなりオススメです。と、ここまではホテルの事をベラベラ話してますが、こちらの作品ストーリーもよかったです。正直こういった世界観に注目されてる映画ってストーリーあまり期待してないんですが、この映画はよかったなぁ。だいたい途中でエンディング何となくこうだろうなぁって読めちゃうサスペンスだったんですが…でもシュール過ぎず、だけどそこまで拘り過ぎずで私的にはちょうどいい。観やすかったです。しかも何気に出てるキャストが豪華。あ、この人見た事あるって観てて気付いたのがシアーシャ・ローナンコンシェルジュのお気に入りのロビーボーイの恋人・アガサ!ちょっと前にですねブルックリン*1を観たんですが、その主演の人だとすぐに気付きました。彼女の眼が好きなんですよねぇ。澄んだ眼といいますか、惹き込まれます。その他にも、えー、こんなとこにこの人が!どんな使われ方してるんだって感じの場面がいくつかあります。

 

登場人物&キャスト

 
監督・脚本:ウェス・アンダーソン 原題:The Grand Budapest Hotel
制作年:2014年 配給:20世紀フォックス映画 上映時間:100分
字幕翻訳:岸田恵子 吹替翻訳:桜井文

*1:2015年に制作されたドラマ映画。アイルランド・イギリス・カナダ合作。監督はジョン・クローリー。脚本はニック・ホーンビィ。コルム・トビーンによる同名の小説を原作としている。Wikipedia 参照