映画が私に教えてくれたこと

感想をつらつらと綴ります。

これで3回目

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マイ・プレシャス・リスト 2018.10.20 日本公開 出典 

あらすじ

ハーバード大学飛び級で卒業した19歳のキャリー。秀才なのに友達も仕事も持たず、読書ばかりしてるコミュ力ゼロの彼女が、セラピストから渡されたリスト・6つの課題を半信半疑ながらやり続け自分を見出すストーリー。

リストが絡む作品好きだな~、私。これで3回目だ。別に気にしながら観てる訳じゃないんですけどね。たまたま観たらって感じです。この作品も観に行きたかった映画Part.3ですね。なぜ観に行きたかったかというと、チラシにも載ってるんですが制作スタッフが大好きな作品『マイ・インターン』。もうこれだけで勝手に間違いないと確信した私です。それに主演がベル・パウリー。以前『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』*1という作品を観たんですが、そのエリザベス女王の妹役だった女優さん。そういう事も相俟って期待度が高かった作品。んーでもなんだろう、この作品コミュ力ゼロの女性の物語ですけど、主人公がまず世の中を馬鹿にしてるから本当に人見知りだったりする人には全然参考にはならないかも。でも何事にも否定的な彼女の人生をどうにか変えてあげたいと思いかかりつけのセラピストが考えたリスト。今まで観てきたリストを扱う作品とは違って幸せになるための自分を成長させるためのリスト。でも結構単純なんですよ、そのリスト。簡単に出来ちゃう事ばかりで私が好きなのは二つ目の『子供の頃好きだったことをする』っていう項目。なんかそういう何気ないことだったりしますが、懐かしいことを体験させて子供の頃のウキウキ感とか取り戻して欲しかったのかな。一つ目の『ペットを飼う』っていうのもキャリーは上のチラシにも写ってる金魚を飼ってたんですが、生き物の大切さを知るための大事な事だったりで単純ですぐ達成出来ちゃうんだけど、ちゃんと人としての感情を取り戻せるリストになってるなと感じました。なんせ主人公のキャリーは人との接触を避けてた人間なので。そして彼女は嘘が付けない真っ直ぐタイプ。まぁー、わかりはするんですよ。でも世の中合わせなきゃいけない時もあったりする訳じゃないですか、納得いかなくても。それが大人というか。その必要性もリストをやる事で学んでいくキャリー。そんなキャリー、恋愛の方も後ろ向きです。過去の恋愛から臆病になってたんですが、なんと三つ目の項目が『デートに出かける』。このリストもですねぇ~、一筋縄ではいかないんですけど、様々な局面を得て自分と向き合うキャリーは確実に変化が見られました。やっぱり人と触れ合う事はいい事なんだなぁ。良くも悪くも学んで成長する。

 

登場人物&キャスト

  • キャリー・ピルビー(ベル・パウリー):飛び級ハーバード大学卒でIQ185のコミュ力ゼロのこの物語の主人公。
  • キャリーの父親(ガブリエル・バーン):キャリーとは喧嘩ばかりだけど、娘が一番大事。
  •  ペトロフ医師(ネイサン・レイン):セラピストで唯一キャリーの理解者。
  • タラ(バネッサ・ベイヤー):キャリーが勤め始めた法律事務所の同僚。元彼の事が忘れきれない。
  • ハリソン教授(コリン・オドナヒュー):大学時代に付き合ってた人。
  • マット(ジェイソン・リッター):リスト達成のためだけにデートした相手。
  • サイ(ウィリアム・モーズリー):隣に住む演奏家。出会いは最悪。

 

スタッフ、その他

  • 監督:スーザン・ジョンソン
  • 脚本:カーラ・ホールデン
  • 原作:Carrie Pilby
  • 原作者:カレン・リスナー
  • 上映時間:98分 配給:松竹
 
 

 

あとがき

スクリーンで観たかったなぁ~、この映画。ほんと後悔だわ~。NYのマンハッタンを舞台にしてるんですが、夜の街並みが本当綺麗。物語もクリスマスから年末にかけてのシーンがあるのでその時期のニューヨークとか最高じゃないですか。大画面でスクリーンで観たかったなぁ。はぁ~、行きたい。

 

 

 

 
 

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