映画が私に教えてくれたこと

感想をつらつらと綴ります。

いぬ映画の決定版

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ベートーベン 1992.12.5 日本公開

あらすじ

犬泥棒の元から逃げ出した一匹のセント・バーナードの物語

 

これ観たのもう20年以上前ですよ。私的には元祖いぬ映画はこれしか浮かばない。公開は1992年ですが映画館で観た訳ではなくてテレビで観たと思うので、調べたら金曜ロードショーで1995年放送されてたのでその時以来ですね。昨今動物映画が続々と公開されてますがその走りと言っても過言ではないこの作品。ストーリーが薄っすらとしか覚えてなく…完全なるコメディとしか認識してなかったんですが間違いでした。コメディ要素はたくさんなんですが何ですかね、ハートフルコメディです。これもTSUTAYAの80円レンタルでちょうど3連休甥っ子姪っ子が泊まりに来るので借りたんですが大正解。母と私と4人で観たんですが大爆笑。笑うポイントも皆一緒。大人も子供も楽しめます。大人は懐かしみながら子供はワクワクしながら飽きる事なく最後まで楽しめます。やはり名作は色褪せないですね。始まりはペットショップにいる子犬の頃からの物語なんですが、子犬の頃のベートーベンがこれまた可愛すぎる。コロッコロで堪らない。上の貫禄たっぷり(失礼)の画像からは想像もつかない可愛さ。そのペットショップで犬泥棒に盗まれ運よく逃げ出せて迷い辿り着いた先がニュートン一家の下なんですが、そこのお父さんがこれまた犬嫌い。犬って人間が自分の事嫌ってるとかわかるんでしょうか。他の家族には全然なんですけどそのお父さんにだけいたずらばかりするんです。でもねぇ、何かそれわかる気がします。昔我が家もMix犬なんですがジャーマンシェパード寄りのおっきめの犬を飼ってて同じような事あったんですよね。セールスマンがやってきた時に、って今はセールスマンとか言わないか…古っ!営業の人が来た時に外犬だったんですがその日たまたま雨で玄関に入れてて、必死に断ってる母をどうにか助けようとしたのか、それともその飼ってた犬もただただ営業マンがウザかったのか、その営業マンの傘におしっこをジャー…。母は笑いを堪えながら「犬も嫌がってるんで帰って下さい」という始末。それでも「(傘の事は)気にしないで下さい」と下がらない営業マン。そしたらまた犬がジャーともう一発。流石に諦めて帰りましたがその時の事は今でも母は覚えてるみたいでたまに話しますね。なので犬って賢い生き物なんだなって思います。ベートーベンもそう。始めは嫌ってるお父さんにだけ嫌がらせ的ないたずらばかりしてるんですが後々愛のあるいたずらに変わり、後にそのいたずらが家族を助ける事になったり。やはり特に子犬の頃から飼ってるせいか人間と共にしてる時間が長い分犬も人間に寄り添ってくれる。で~もベートーベンのいたずら面白いんだよなぁ。痛快とはこういう事かってくらいスカっとさせられたり。何かこの映画5シリーズまであるみたいなので全部観たいですね。